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顎関節症は何科に行けばいい?歯科・口腔外科・専門医の選び方
2026年9月17日「顎が痛いけれど何科に行けばいい?」
「口が開かない、顎がカクカク鳴るのは歯医者でいい?」
顎関節症の症状が出たとき、受診先に迷う方は少なくありません。
顎関節症は、顎関節だけでなく、咬筋・側頭筋などの咀嚼筋、関節円板、顎運動など、口腔・顎顔面領域に関係する疾患です。
そのため、まずは顎関節症を診療している歯科・歯科口腔外科への相談が基本となります。
顎関節症では「どこが悪いか」を診断することが大切
顎関節症には、
・咀嚼筋の痛み
・顎関節の痛み
・関節円板の問題
・顎関節の骨の変化など、異なる病態があります。
また、「顎が痛い」「口が開かない」といった症状が、必ずしも顎関節症とは限りません。
そのため、
「顎関節症だからマウスピース」
と最初から治療法を決めるのではなく、
「何が症状を起こしているのか」を診断してから治療を選択すること
が重要です。
一般歯科と歯科口腔外科、どちらを選ぶ?
軽度の顎関節症であれば、顎関節症を診療している一般歯科で対応できる場合もあります。
一方、
・口が大きく開かない
・顎がロックする
・痛みが長期間続いている
・治療しても改善しない
・外傷後から顎が痛い
・顎関節症以外の疾患との鑑別が必要といった場合には、歯科口腔外科や顎関節症を専門的に診療する医療機関への相談も選択肢になります。
「顎関節症専門医」という選択肢
顎関節症を専門的に診てもらいたい場合、一つの目安になるのが日本顎関節学会専門医です。
日本顎関節学会では、一定の研修や診療実績などの要件を満たし、試験を経た歯科医師・医師を専門医として認定しています。
特に、
「何度も顎関節症を繰り返している」
「マウスピースを使用しても改善しない」
「自分の顎がどのような状態なのか詳しく知りたい」
という方は、専門医への相談も選択肢になります。
当院では日本顎関節学会専門医・口腔外科医が診療します
東京・目黒区のノザワ歯科では、日本顎関節学会専門医・口腔外科医が顎関節症の診療を行っています。
院長は顎関節症だけでなく、顎変形症を専門とする口腔外科医として診療に携わり、咬合学についても研究してきました。
現在も、東京都立大塚病院および亀田病院において、顎変形症・顎関節症の専門外来を担当しています。
クリニックでの日常的な顎関節症診療と、病院専門外来における診療の双方に携わりながら、
顎関節・咀嚼筋・顎運動・咬合・顎顔面形態
を必要に応じて総合的に評価しています。
咬合を研究しているからこそ「何でも噛み合わせのせい」にしない
顎関節症について、
「噛み合わせが悪いから顎関節症になった」
と言われることがあります。
しかし現在では、顎関節症を噛み合わせだけが原因の疾患として説明することは適切ではありません。
顎関節症には複数の要因が関係すると考えられています。
咬合を専門的に考えるということは、何でも噛み合わせのせいにすることではありません。
顎関節、咀嚼筋、顎運動などを診察したうえで、その患者さんに咬合がどの程度関係しているのかを慎重に評価することが大切です。
顎関節症のクリニック選びで確認したいポイント
クリニックを選ぶ際には、
・顎関節だけでなく咀嚼筋も診ている
・開口量や顎運動を評価している
・必要に応じてCT・MRIなどを選択している
・保存的・可逆的な治療から検討している
・必要なら専門医療機関と連携できるといった点も確認してみてください。
特に重要なのは、治療方法より先に診断を行っているかです。
「顎関節症=マウスピース」ではありません
マウスピース(口腔内装置)は顎関節症に対する保存的治療の一つですが、すべての患者さんに必要なわけではありません。
病態に応じて、
・セルフケア
・顎への負担の軽減
・運動療法
・薬物療法
・理学療法
・口腔内装置などから適切な方法を検討します。
また、顎関節症の治療を目的として健康な歯を削るなど、元に戻すことが難しい治療については慎重に判断する必要があります。
東京・目黒区で顎関節症の専門医をお探しの方へ
ノザワ歯科では、日本顎関節学会専門医・口腔外科医が顎関節症の診療を行っています。
院長は顎変形症・顎関節症を専門領域とし、咬合学についても研究してきました。
さらに現在も、東京都立大塚病院・亀田病院の顎変形症・顎関節症専門外来を担当しています。
こうした専門診療の経験を生かし、
「顎が痛い」
「口が開かない」
「顎がカクカク鳴る」
「顎がロックする」
といった症状について、単に「顎関節症」という病名だけを見るのではなく、どこから症状が生じているのかを診断することを大切にしています。
必要な治療は行う。
必要のない治療は行わない。
より専門的な検査・治療が必要であれば、適切な医療機関と連携する。
「何をするか」の前に、「なぜ症状が出ているのか」を考える。
これが当院の顎関節症診療の基本です。
まとめ
顎関節症が疑われる場合、まず顎関節症を診療している歯科・歯科口腔外科が受診先の候補になります。
症状が長く続く場合や、開口障害・ロッキングがある場合、治療しても改善しない場合などには、顎関節症専門医への相談も選択肢です。
医院を選ぶときには、
「どんな治療をするか」だけではなく、「治療する前に、どのように診断しているか」
にも注目してみてください。
顎関節症治療の第一歩は、正しく病態を診断することです。