• 【顔のゆがみ】気づくポイントは「鼻・口角・あご」

    2025年11月28日

    顎変形症、顎関節症、口腔顔面機能解剖学の専門家が解説

    鏡を見たときに

    「左右で違う気がする…」

    そんな違和感を覚えたことはありませんか?

    実はその感覚、医療的に見ても正しいサインです。

    顔のゆがみは見た目だけでなく、噛み合わせ・顎関節・呼吸にも関わる健康指標 のひとつ。

    この記事では、顔のゆがみをチェックする際に重要な

    「鼻・口角・あご」の3つのポイントを簡潔に解説します。

    顔のゆがみは“中心線”で気づく

    人は顔を見るとき、

    目 → 鼻 → 口 → あご の縦のラインに注目します。

    このラインがまっすぐでないと、「何か違う」と気づきやすくなります。

    ゆがみを見抜く3つのポイント

    ① 鼻(顔の中心ポール)

    鼻の曲がりは、顔全体の印象に大きく影響します。

    わずかなズレでも

    • 顔が傾いて見える

    • 不機嫌そうに見える

    • 写真写りが悪い

    と感じやすくなります。

    医療では、鼻筋のズレは 上あごや顎関節の左右差 のサインとして評価します。

    ② 口角(3mmの差で印象が変わる)

    口角の高さは、人が最も気づきやすい部分。

    左右で 3mm差 があるだけで、笑顔の印象が変わります。

    歯科治療でも「笑顔の対称性」は非常に重視されます。

    ③ あご(顔の土台)

    あごは“顔の土台”です。

    ここがズレると、鼻や口のラインにも影響します。

    主な原因は

    • 片側噛み

    • 顎関節症

    • 食いしばり・歯ぎしり

    • スマホ姿勢・頬杖

    • 歯の高さの変化

    など、日常の積み重ねによるものが多いです。

    スマホで簡単セルフチェック

    正面写真を撮って、以下を確認👇

    • 眉間 → 鼻先 → 上唇中央 → あご先が一直線?

    • 口角の高さは左右で違わない?

    • あご先は中心にある?

    2つ以上当てはまるなら、専門家の相談がおすすめです。

    左右差は普通。でも「急な変化」は要注意

    人間の顔は左右完全に対称ではありません。

    ただし…

    • 最近ゆがみが強くなった

    • 顎が痛い・音がする

    • 笑顔が不自然

    • 写真で片側が下がる

    こうした場合は、改善した方がよい可能性があります。

    野澤歯科でできるゆがみのケア

    • 噛み合わせ

    • 顎関節

    • 咀嚼筋のバランス

    • 呼吸(口呼吸・鼻呼吸)

    などを総合的に評価し、ゆがみの原因を丁寧に特定します。

    必要に応じて

    非常勤先の顎変形症外来、矯正歯科・と連携します。

    顔のゆがみが気になる方へ

    まずは一度ご相談ください

    • 顔の左右差が気になる

    • 片側で噛むクセがある

    • 顎の痛み・音が気になる

    • 写真写りを整えたい

    どんな小さな違和感でも、健康の大事なサインです。