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【フェイスラインがぼやけてきた原因】
2025年11月28日年齢ではなく“筋肉と癖”がつくるサイン|ノザワ歯科 Oral & Facial Care Center
鏡を見たとき、
「前より輪郭がぼやけて見える…」
そんな違和感をおぼえたことはありませんか?
実はその変化、
年齢よりも“筋肉の使い方”と“日常の癖” が深く関係している場合が多いのです。
フェイスラインは、骨格だけでなく、
表情筋・咀嚼筋・首の筋肉・姿勢の影響を大きく受けます。
この記事では、フェイスラインがぼやける原因から今日からできる改善方法まで、歯科×筋機能の視点で分かりやすく解説します。
フェイスラインがぼやけて見えるのは“筋肉と癖”のサイン
太ったわけでもないのに顔が下がって見える――
その多くは、日常の無自覚な癖が影響しています。
- 歯を食いしばる
- 口が開きやすい
- 猫背・スマホ姿勢
- 口呼吸
- 顎を前に突き出す癖
これらはすべて、フェイスラインを支える筋肉に負担を与え、輪郭を曖昧にしてしまいます。
フェイスラインが崩れる3つの原因
① 噛みしめ癖と“咬筋”の張り
仕事中や眠っている間に無意識に歯を噛みしめていませんか?
咬筋(こうきん)はエラにある強い筋肉。
噛みしめ癖が続くとこの筋肉が肥大し、
輪郭が横に広がって四角い顔に見える ようになります。
本来のリラックス状態では、上下の歯は触れていません。
今触れているなら、息をゆっくり吐いて緩めてみましょう。
② 顎先の“梅干ししわ”はオトガイ筋の緊張
顎先にできる小さなしわは、
オトガイ筋の過緊張 が原因。
- 口呼吸
- 顎を突き出す癖
- 口が開きやすい
こうした習慣でオトガイ筋が疲労し、
顎先がもたつき輪郭がぼやけて見える ようになります。
③ 広頸筋が弱ると顎下がたるむ
首から顎下に広がる広頸筋(こうけいきん)は、
フェイスラインを“下から支える筋肉”。
スマホ姿勢や猫背が続くとこの筋肉が引き伸ばされ、
- 顎下のたるみ
- 首と顔の境目が消える
- 二重あごが強調される
といった変化が起きやすくなります。
年齢の問題よりも、
筋肉が支えきれない状態になっている 可能性が高いのです。
スマホ姿勢・口呼吸が輪郭をさらにぼやけさせる
姿勢はフェイスラインと直結しています。
首が前に出る姿勢(スマホ姿勢)は、顔全体が下に引かれるため、輪郭がゆるんだ印象になります。
さらに口呼吸は、
顎先・首前面の筋肉に負担がかかり、たるみを加速させます。
今日からできるフェイスライン改善習慣
フェイスラインは、今日から変えられます。
おすすめの習慣はこちら👇
- 歯を離す(噛みしめ防止)
- 鼻呼吸を意識する
- あごを軽く引く姿勢を保つ
- 首前のストレッチで広頸筋をゆるめる
これだけでも
「顔つきが変わった気がする」
と感じる方が多くいます。
専門医からのメッセージ
噛みしめ・姿勢・呼吸の癖は、
フェイスラインだけでなく 顎関節・噛み合わせ・飲み込みの機能 にも影響を与えます。
輪郭の変化は、年齢だけが原因ではありません。
あなたの筋肉は、今日の癖の積み重ねに正直に反応しています。
癖を見直すだけで、
フェイスラインは確実に変わります。
鏡の中のあなたは、まだまだ美しく更新できます。